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どんなときも、いつもあなたが後ろにいた。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★立石智紀選手 現役引退のお知らせ(公式

立石の経歴はジェフユナイテッドの歴史そのものである。
Jリーグバブル時代、暗黒時代、オシム時代
浮き沈みするジェフと共に歩み、全てを見てきた唯一の選手。
Jリーグ発足16年目に、立石は16年間のキャリアの幕を自ら引いた。



Jリーグ元年の1993年に高卒新人として入団。
やがて下川健一の牙城であるGKのサブメンバーとして台頭してゆく。
だがベンチのGKに出番が回ってくることは少ない。
まして下川は日本代表にも選出されるジェフの顔。
サポーターが立石という選手の実力を知る機会は限られた。

1998年、6年目の立石はアビスパ福岡へレンタル移籍する。
移籍加入のベテラン白井敦が下川を抑えて活躍したことと
前年に入団した櫛野亮の存在を考えると、必然に思えた。
おぼろげながら福岡での試合出場を喜んだ覚えがある。
ジェフだから試合に出られないのだ、と
我がクラブの選手の質を誇るような気持ちだったと記憶している。

2000年に下川からレギュラーを奪ったのは櫛野だった。
下川のバックアッパーから若き守護神のバックアッパーへ。
この時の立石の気持ちを僕たちに推し量ることは容易じゃない。
しかし、こうした経験すらも後の立石の“強さ”を育てたにちがいない。
いつ訪れるとも知れない出番を泰然自若と待ち構える精神の強さ。
僕らが見ていないところでも成長する選手がいるという事実を
僕らは覚えておくべきだろう。

耐え忍ぶ男に脚光が当たったのは2005年。
オシム・ジェフの正GKにすっかり定着していた櫛野が負傷すると
バックアッパーの一番手に待機していた立石が出場機会を得る。
突然のスタメンにとまどう立石では、もはやない。
櫛野をベンチへ押し出しそのまま定位置を奪取
カップファイナルのピッチにまで立った。

ジェフ13年目の初優勝は、立石の現役生活13年目の初優勝である。
13年間ベンチに座り続けた男がレギュラーを掴んで決勝の舞台に立ち
PKの名手・遠藤のキックを止めて勝負を決め、MVPを獲得する。
なんというドラマ。「13年間の苦労が報われた」…
そんな感動的なコメントを期待する人々に対して立石は言う。
「(賞金の100万円は)こどもが生まれたばかりなのでミルク代にしたい」。
本当に強い男だ。

初優勝の翌2006年からは、櫛野よりさらに若い岡本昌弘が台頭し
現在に至るまで3人がほぼ横一線で並ぶ状態のジェフGK陣。
2008年はレギュラーの岡本を櫛野がバックアップする構図になったが
櫛野のコメントには“二番手の自覚”がにじみ出ており、心強く思った。
そしてその櫛野が最終節でJ1残留を決めるピッチに立つわけだが
立石の16年間の功績がジェフに根付いていることを、僕は密かに実感した。

たった1つしかないポジションをめぐるレギュラー争い。
敗れた者はバックアッパーの役割を甘んじて受け入れなければならない。
実力とは別の理由でベンチに座ることだってあるはずだ。
プライドを激しく揺さぶられるだろう。特殊な精神力を求められるだろう。
そんな光と影を、16年間完璧に演じた立石の現役生活に敬意を表する。
出場記録に記された「0試合」の数の多さは
ゴールキーパーという人種にとっての、立石にとっての勲章だと僕は思う。
立石はきっと、ゼロの数だけ戦ってきた。間違いなく。



タテさん、あなたの引退には単純に受け入れられない部分がある。
GKという役割への理解、心構えは鋭くなってゆく一方であり
むしろあなたが光り輝くのはこれからだったかもしれないのだから。
あなたの力を必要としているクラブはジェフでなくてもあるはずだ。
あなたの活躍を願うひとりのサポーターとして残念と言わざるを得ない。

しかし、無礼を承知で表明すれば、あなたの引退に喜びも感じている。
あなたという人がジェフで選手生活を全うしてくれたからだ。
そしてあなたがジェフと共に歩み、培ってきた経験が
クラブスタッフであるあなたによってこれからもジェフに還元されるからだ。
ジェフの未来を想うひとりのサポーターとして、こんなに嬉しいことはない。

タテさん、長い現役生活お疲れ様でした。
“あなたが後ろにいる心強さ”を感じ続けられたことを
これからも感じ続けられることを、感謝せずにはいられません。
ありがとうございました。本当にありがとうございました。

これからも一緒に歩こう。どんなときも、ずっと。

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ああ言えばこう言う、というつもりじゃないのだが。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★移籍情報 (公式

中島浩司が広島へ加入することが発表された。
かなり多くの人が「広島が獲るに違いない」と予想していたはず。
来季の広島は、1年ぶりの対戦という以上に感慨深いものになりそうだ。
中島の最終ラインからの攻め上がりを許し
楽山にカットインされて決められようものなら、ぐうの音も出ないな。
楽しみなような、恐ろしいような、複雑な気持ちだ。

伊藤淳嗣と川上典洋の移籍も発表された。
両者とも、リザーブズで対戦経験もある栃木SCへ加入し
来季からはJ2リーグを戦うこととなる。
移籍先が決まって良かったとは思うが
放出候補だとは考えていなかったので驚きだ。


今季は斎藤大輔、戸田和幸というベテランに阻まれた伊藤。
センターハーフは中島浩司の広島移籍が発表されており
さらに戸田和幸も広島から獲得という報がいまだにない。
このポジションは来季に向けて改造するポイントとされているように思う。
外国籍選手の獲得も予想でき、下村東美すら安泰ではないかもしれない。
そんな中で新人の益山司は(他のポジションだが)起用されており
大卒3年目の伊藤としては、バージョンアップの意味でも若返りの意味でも
難しい立場に立たされてしまっていた。

トップチームでシーズンを終えた川上は
チーム内の期待度が上がっている矢先と思っていたが、思い違いだったようだ。
伊藤のポジションとは正反対に、センターバックは人材不足気味。
それでも放出するのだから、やはり補強を計画しているのだろう。
川上も年代別代表などには縁のない選手ではあったが
だからこそ、ジェフの育成手腕の見せどころだと期待した。
成長の跡が見えない選手ではなかっただけに、本当に惜しい。




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皆様にささえられて。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★39万アクセス到達

おかげさまで当ブログ「必要以上にマッキイロ」が本日
累計39万アクセスをカウントするに至りました。
日ごろよりご愛読ありがとうございます。

夏ごろに計算した時は来年1月に到達するペースだったのですが
GIFアニメの反響で少し早まりました。ありがたいことです。
しかしいずれにせよオフシーズンだと選手の契約関連の話題と重なって
お祝いムードにならないだろうな、ということは予想してました。

案の定、今日も伊藤淳嗣と川上典洋の移籍が発表されました。
特にこの2人の放出は、なんというか“選手を買うチーム”になっちゃったのかなあ
という感慨を覚え、少しばかり残念な気持ちです。
そのことと2人については、別のエントリーでしっかり書きたいと思います。


記念にしばらくの間プロフィール自画像を謝恩バージョンにします。
ジャイキリ風のイラストですが、僕が描いたものであり
(見れば分かると思うけど)ツジトモ先生とは何も関係ありません。
ツジトモ先生、どうか怒らないでください。裁判とかにしないでください。

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記事数が258件なので1件あたりの平均は約1512アクセス。
2005年の11月3日からの1140日間で1日あたりの平均は約342アクセス。
飽きっぽい僕にしては、更新頻度の低い駄ブログにしては
素晴らしすぎる成果だと思っています。本当に感謝です。

これを励みにこれからもご愛読いただけるように頑張ります。
次なる目標は390万アクセス。遠いぜ。

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魂で叫んだ3ヶ月。語り継がれるべきもの。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★「今こそ!WIN BY ALL!」Complete!公式

劇的な勝利、奇跡的な残留で2008シーズンが幕を閉じ
同時に「今こそ!WIN BY ALL!キャンペーン」が役目を終えた。
ジェフの歴史において永く語り継がれるであろう今シーズンのシンボルであり
残留するための実際的な力を生んだ、大きなファクターであった。


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ゆっくりと、ずっしりと、冬が来た。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★移籍情報 (公式

シーズン中の補強は目標のJ1残留に貢献し
フロントのその積極的な動きは賞賛すべきものだった。
しかし、それにより選手が余剰気味になったことは否めず
このオフに多くの選手がチームを去るだろうことは、予想できることだった。
予想できたが、寂しいことに変わりはない。



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(本日はタイトルに相応しい言葉が見つかりませんでした。) [JEF UNITED 市原・千葉]

★J1リーグ第34節 千葉○4-2●FC東京 ('08.12.06 フクアリ)

何を書けば良いのかわからない。
この喜びを、この感動を、この試合を、このシーズンを
いったいどんな言葉が表現することができるだろうか。
2008年12月6日、リーグ最終節のフクアリ。
僕の語彙や表現機能の限界を遥かに超えた現象が起こった。

むしろ僕らの体験したあの出来事を言葉にできる者が誰かあるだろうか。
プロのスポーツライターの皆さんにはぜひチャレンジしてもらいたいものだ。
「奇跡」?まさかそんな陳腐な言葉に依存する方はいらっしゃいませんね?



僕には1999年の残留劇に立ち会わなかった負い目があるが
この“奇跡的な”残留劇に立ち会えたことは、僕の一生の宝物となるだろう。
苦しいときも下を向かず、胸で泣いても顔は笑い、ひたすらに仲間を鼓舞する
そんな努力の価値を学ぶことができた一年だった。
そして同じ方向を見つめるたくさんの同志たちと心を通わせること
その素晴らしさを実感できた一年であった。

「伝える」という任務を果たすことにはならないだろうが
率直に、今の僕の気持ちを表す言葉はある。
今夜フクアリを後にする僕が呟いた、真実の言葉だ。

このチームを愛して良かった。



本当に良かった。
僕たちは愛するクラブがあるという幸せな人間である。
そのことは、たとえ舞台がJ2でも、本質的には変わらないだろう。
その考えを根底で共有していたからこそ今日のフクアリがあるのだと思う。
“残留”を掴もうと足掻いたこの試合とこのシーズンに得たものは
本当の意味の“絆”だったと感じている。
その意味を、その価値を思うと、今にも込み上げてくるものがある。

恥ずかしげもなく言わせてもらおう。
あらん限りの想いで期待をかけた選手たちが次々と去ってゆく時
僕はこのクラブに絶望し続けた。
僕が本当に望んでいるものを軽んじて、代わりに何を得たいのかと嘆いた。
しかし今、僕らは、僕らの望んだそれを
自分たちの手で引き寄せつつあるのではないだろうか。
濃密な経験から、僕たちは学び、成長したのではないだろうか…。

選手たちも、社長も、フロントも、監督やコーチも、サポーターも
全員を乗せたこの“チーム”を、愛して良かった。



あ、今の僕の気持ちを表す言葉がもうひとつあった。
「残留したもんねーーー!」

あ、もうひとつあった。
「酒が旨い!」

あ、それとね
「あした仕事とか行きたくねー」

まとまっちゃいないけど、今夜は気分だけ良く、こんなところで…。

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神々の遊び。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J1リーグ第33節 清水○3-2●千葉 ('08.11.29 日本平)

負けてしまった。
好調の清水とのアウェイゲームだったとはいえ
こういう状況でクソヂカラ的なものが出なかったことは残念ではある。
ファイティングスピリットを試合運びに反映できないなら
逆境に強いと言われるチームには決してなれない。
忍耐力が強いと評判のサポーターになるのもあまり嬉しくはない。
悔しい。選手もサポーターも一生懸命なだけに、なおさら。

最終節まで“残留チャレンジ”する資格が残されたのは
「幸運」としか言いようがあるまい。
それがファイティングスピリットに対するささやかな代価というわけだ。
いよいよ神頼みに全てを懸ける時がきた。無神論は棚に上げておこう。



最終節。
ジェフが勝ち、東京Vと磐田が両方とも負ければ、ジェフは残留決定。
ジェフが勝ち、東京Vか磐田のどちらかが負ければ、ジェフは入れ替え戦。
この2つの条件から外れればアウト。ジェフは降格決定。
実に分かりやすい。得失点差のことは考えなくてよい。

なおジェフ、東京V、磐田は全てホームゲーム。
磐田の相手は、いまだ残留を決定していない13位の大宮。
東京Vの相手は、得失点次第で優勝の可能性が残る川崎。
ジェフの相手は、上位の勝敗次第でACL出場権を得られるFC東京。
消化試合のつもりで臨むチームはひとつとしてない。

おもしろいじゃないか。
ここまででも十分におもしろいが、この後でジェフが残留したとすれば
ものすっげーおもしろいシナリオだ。
このシナリオを書いた神様には39ch文学賞を与えよう。
授賞式ではトロフィを渡すついでにぶん殴るつもりだが…。

ありえないシナリオと言えば
ワールドカップ2006ドイツ大会のグループリーグで日本は
「ブラジルに勝てば決勝トーナメント進出」という
少年ジャンプ編集部でも掲載をためらいそうな無茶な展開があった。
あれと比べればずいぶん現実的で、実現を信じられるシナリオだ。
しかも、目の前で応援できる。

調布や静岡に向かってマケロマケロ光線を出し続けるのも疲れるし
ジェフ以外のことは神様の方におまかせして
僕らはただひたすらに、我らのジェフをホームで勝たせるべく
あらん限りの愛と声援を送ろう。
試合が終わり結果が出たなら、何も考えずに感情を解き放とう。
感情を押し隠すことが多かったシーズンだ。誰も責めまい。


泣いても笑ってもスカしても、とうとう最終節。
あえて僕は望む。
選手たちよ、力強く重圧をはね退け、試合を楽しんでくれ。

そしてシナリオ書きの神様よ。
ラストシーンの僕のセリフは「このチームを愛して良かった」でいこう。
そう呟く僕は、誇りとともに蘇我からの家路につくのだ。
暗転してテロップ。“ネバー・エンド”。戦いは続く。


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