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ジェフを去りゆく選手たちを紹介する(その3)。 [JEF UNITED 市原・千葉]

前回、前々回に引き続き、ジェフを去りゆく選手たちを紹介する。
このシリーズは、今季限りで別のチームへ移籍するであろう彼らのことを
そのサポーターの皆さんにお伝えするという主旨である。
彼らが加入した“我がチーム”を妄想するのにお役立ていただければ幸いでござる。

今回は期限付き移籍期間を終了し所属元へ戻る2人と
すでに新たな所属先の決まった2人を紹介します。

 

 
マット・ラム(右サイドハーフ)
ドワイト指揮下で最後まで固定できなかったポジションが右サイドハーフ。
その開幕スタメンだったのがマットである。
技術や一芸では他の選手の方が優れていただろうが
ドワイト監督がイメージする“オランダ的な”ポジショニングやプレー選択を
ナチュラルに表現できたのは彼だけだったように思う。

そしてそれは最後まで解決されない問題だった。
もしかすると右サイドだけの問題ではなく、全てのポジションにおいて
監督と選手たちのプレーイメージには齟齬があったのかもしれない。
それは監督の責任だろうか。適応できない選手の責任だろうか。それとも。

期限付き移籍期間を終え、カナダのエドモントンへ復帰。
さすがにJクラブへ再び移籍してくることはないだろう。

 

大島秀夫(センターフォワード)
多くの説明はいるまい。最前線に屹立するターゲットマン。
特にスタンディングジャンプで相手に勝るヘディングシュートは出色で
出場した試合においては、負傷欠場のオーロイの穴埋めを果たしてくれた。
スピードや運動量がないところはオーロイと似ている。
204cmのオーロイほど絶対的な武器はないものの(アタリマエ)
ボールをおさめるポストプレーはオーロイよりも信頼ができた。

やはり怪我がちだった点が物足りないが
これは大島よりもジェフのフロントの浅はかさを嘆きたくなるところ。
個人的にもともと大好きな選手だったので、来てくれて嬉しかった。
所属元の新潟への復帰とされているが
黒崎監督指揮下では出番がなかったようなので、今後も動向を気にしたい。

 

◆中後雅喜(ボランチ)
典型的なパサー。ブラジルで言うところの8番タイプ。
いつでもゴールへ直結するパスを頭に描いてプレーしている選手。
黄金のような右足によるプレースキックも伝家の宝刀だ。
守備は万全というわけではないが、球ぎわに激しく行けるメンタルを持つ。

正直、ジェフサポーターが彼を知ったように語るのも気が引ける。
鹿島やC大阪での活躍を参考にしてもらった方が良い
なんて思うくらい、ジェフでは居場所を確立できなかった。
中後の獲得もまた近年のジェフフロントの軸のなさを表しているのだが
ジェフユース出身の彼を獲得した時のあの無類の喜びは
フロント批判といっしょくたにして暗い思い出として語りたくないものだ。

J2降格が決まった試合後にサポーターの前へと来てくれた中後は
目を真っ赤に腫らしていて、深々と下げた頭をなかなか上げなかった。
飄々とした感じだが性根には熱いものをもっている男なのだ。
ジェフとは契約満了となり、来季は東京Vでのプレーが決まった。
そのキラーパスで遠慮なくジェフの守備網を切り裂いてくれ。
我々は、その試練を超えなければならない。

 

◆益山司(センターバック、ボランチ、サイドバックetc.)
U-17日本代表へ選抜された当時のポジションはボランチ。
180cmでフィジカルにも恵まれ、キックを含む足元の技術も高く
さらにセンターバックもできると聞き、入団当初は阿部勇樹を重ねて見たものだ。
彼の基本的な特徴は当時のままと言ってよいと思う。
だがピッチ上では意外と攻撃的なプレーをする印象で
2010年に大分レンタル移籍した際にもサイドハーフでプレーしている。

ジェフでの益山の出場は4年間で11試合(大分では1年間で11試合)。
伸び悩んだ理由は憶測するより他にないが
ポジションが固定されなかったことは無関係ではないと思う。
彼もまたコロコロと変わるチーム方針に翻弄された一人だ。
だが敢えて益山自身の中に原因を求めるなら、彼に足りないものは
「俺はこういうプレーがしたいんだ」という、ある種のエゴイズムだと思う。

来季はJ2へ昇格した松本山雅へ期限付き移籍をする。
もちろんジェフのために成長して帰ってきてもらいたい気持ちもあるが
それよりも益山本人には自分のためだと思ってほしい。
プロ人生の先行きを左右するシーズンになると覚悟してほしい。
また山雅サポーター諸兄には、プロで5年のキャリアを持つ一人前の選手として
一定以上の成果を期待してもらいたい。そういう視線が彼には必要だ。

 

今回紹介した選手たちに対しても
ジェフの定まらない方針の犠牲にしてしまったような罪悪感がある。
未来のジェフが良いクラブになることで
この出会いと別れが無駄ではなかったと思えれば
少しはこの気分が晴れるだろうか。

いずれにせよ、彼らのこと、彼らと過ごした時間のことを
僕らは忘れてはならない。
同じ過ちを繰り返さないために。

また次回へ続きます。


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